大腸カメラ

つらくない大腸カメラ

 下剤を内服していただき、腸を空っぽにしていただいた後で、内視鏡を用いて大腸を観察する検査です。当院では大腸内視鏡検査を行う際には、腸を伸ばさず痛みが出にくいような技術を用いるのに加えて、静脈からの鎮静剤を少量使用し、緊張をとって検査を受けていただいております。大腸ポリープをくまなく探し、切除することを心がけております。

当院の無痛大腸内視鏡(大腸カメラ)検査が選ばれる理由

理由その1最新の内視鏡機器を導入

最新の内視鏡機器を導入大学病院レベルの最新デジタルハイビジョン内視鏡とハイビジョンモニターを用いて、精度の高い内視鏡検査を短時間で行っています。

内視鏡機器は内視鏡分野で世界をリードしてきたオリンパス社の『EVIS LUCERA ELITE』という最新のシステムを導入しています。また、ハイビジョン対応のスコープは、高伝達挿入部、受動湾曲、硬度可変を実現しており、観察性能だけでなく、お身体への負担も大幅に向上しています。

 

NBIの特殊な光で微細な変化をとらえます

血管が集まりやすいというがんの特徴に強く反応する、青と緑の特殊な光を使ったNBIが搭載されています。通常光との切り替えも手元で簡単にできるため、通常光では見逃しやすい微妙な変化を短時間に発見することが可能です。

ワイドアングル

ワイドアングル当院のスコープは視野角が30度広がっており、170度が観察可能です。これによりこれまでは見逃されやすかったヒダの後ろなど死角となっていた部分もしっかり観察できるようになっています。

高伝達挿入部(HFT:High Force Transmission)

高伝達挿入部医師の高度なテクニックを正確に先端へと伝えることができるようになっており、デリケートな操作を短時間に行うことが可能になっています。

受動湾曲

受動湾曲大腸は押されたり引き延ばされると苦痛を感じます。当院のスコープは何かに触れると自然に曲がるよう設計されており、腸の屈曲部のスムーズな通過が可能です。これにより患者様の苦痛を大幅に軽減し、短時間での観察を可能にしています。

硬度可変

スコープの硬度を必要に応じて3段階に変えることができるため、より負担の少ない検査を実現しています。手元の操作で変えられるため、繊細な手技を的確に行うことが可能になっています。

 

理由その2苦痛を最小限に抑えた内視鏡検査

苦痛を最小限に抑えた無痛内視鏡検査当院ではちょっとした違和感も最小限に抑えられるよう、軽い鎮静剤を使用し苦痛の無い内視鏡検査を導入しています。患者様に合わせて適切な量の調整を行い、安全に楽な検査を受けていただけるようにしています。

理由その3楽に受けられる内視鏡検査でご満足につなげています

楽に受けられる内視鏡検査でご満足につなげています内視鏡検査は医師の技量や使用する機器によって患者様のお身体に対する負担の大きさが大きく変わりますが、当院では国内外で何千件もの内視鏡検査を行ってきた院長が、最新機器を用いて検査を行っています。きめ細かく気を配り、患者様の身になって徹底的に配慮することで、より楽な検査を実現しています。こうしたことで、ご帰宅時にご満足いただき、将来の健康やQOL(生活の質)向上にもつなげていきたいと考えています。

理由その4苦痛の少ない挿入方法の採用

大腸内視鏡検査の苦痛は、主に挿入時に起こります。そこで当院では、痛みやご負担の少ない軸保持短縮法という挿入法を採用して、安全にそして楽に検査を受けていただけるようにしています。
軸保持短縮法は、腸が伸ばされる痛みをなくす手法です。大腸は、単純にスコープを押し込んでしまうとスコープが当たり苦痛が生じます。軸保持短縮法では、極力空気を入れないようにしながら腸管を折りたたんでいって伸ばさないようにしながら進んでいくので苦痛がほとんどありません。また当院では何千件もの内視鏡検査の経験を活かし、それぞれの方に合わせた微妙な調整や身体の向きを変えるなどのテクニックを用いて無理なくスコープを挿入しています。

 

理由その5お腹の張りを抑えた検査

お腹の張りを抑えた検査大腸内視鏡検査では、お腹の張りを強く感じる方もいらっしゃいます。大腸をすみずみまで観察するために、以前は空気を注入していましたが、空気は吸収されにくいためお腹の張りがいつまでも残っていたのです。当院では、空気より200倍吸収が速い炭酸ガスを注入することで、お腹の張りを大幅に軽減しています。
吸収された炭酸ガスは、呼気で自然に排出されるためとても安全ですし、検査後はすみやかにお腹の張りが解消していきますので膨満感や思わぬ時にガスが漏れるといったこともほとんど起こりません。
なお、大腸内視鏡検査中に発見したポリープの切除は、高周波電流を用いるケースもありますが、炭酸ガスは二酸化炭素ですから引火の心配もなく安心して行えます。

理由その6感染予防のための洗浄と消毒を徹底的に行っています

感染予防のための洗浄と消毒を徹底的に行っています内視鏡検査を行うたびに、内視鏡を徹底的に洗浄・消毒し、感染の予防に努めています。使用している内視鏡用洗浄消毒器は、世界的に評価の高いカイゲンファーマ社のクリーントップKD-1です。
使用する水も安全性に優れ、環境に優しい強酸性電解水を用いています。これにより、細菌(大腸菌O-157やピロリ菌など)、ウイルス(肝炎など)の内視鏡を介した感染を防止しています。また、アルカリ洗剤による洗浄やアルコールフラッシュ機能も搭載されている最新モデルです。

大腸カメラを行うベストなタイミングは40歳

大腸がん発症のピークは60歳代ですが、早期発見のためにはリスクが上がりはじめる40歳を越えたタイミングでの内視鏡検査が有効です。なお、下記のように大腸がんリスクが高い方には、40歳を待たずに早めの内視鏡検査をおすすめしています。

大腸がんのリスク要因

  • 大腸ポリープがある
  • 大腸がんになったご家族がいる
  • 潰瘍性大腸炎やクローン病といった疾患がある
  • 大腸がん以外のがんの既往症がある
  • 肉や油もの中心の食事をしている

リスクが高い方は特に定期的な内視鏡検査が不可欠です。ご不安がありましたらお気軽にお問い合わせください。

大腸ポリープ切除で大腸がん予防

大腸ポリープ切除で大腸がん予防大腸がんは大腸ポリープが成長していく過程で生まれるため、ポリープの段階で切除することが大腸がんの予防になります。大きさや形状にもよりますが、目安として大腸ポリープが10㎜以上に育つ前に切除するのが望ましいとされています。ポリープががん化して何年もの時間を経ると進行大腸がんになり、リンパ節や肝臓などに転移してしまいます。ただし、すでに大腸ポリープががん化していても、早期であれば内視鏡切除で完治することも可能です。
大腸ポリープを切除することは将来の大腸がん予防につながります。

院内での大腸内視鏡検査の前処置について

大腸内視鏡検査では、腸内を空っぽにしてからでないと検査が受けられないため、事前に下剤を服用します。基本的にご自宅でこうした前処置を行っていただいていますが、下剤の服用にご不安がある方もいらっしゃいます。
そこで、当院では、ご希望がある方には院内で下剤の服用を行うことも可能です。

大腸カメラをお勧めする方

次のような症状、検査結果の方は、大腸カメラをおすすめします。

  • 便潜血検査(検便)で陽性になった
  • 腫瘍マーカー(CEA、CA19-9)が高い
  • 以前大腸ポリープを切除した
  • 下腹部痛、下痢、血便、肛門の病気(痔核)が心配
  • 過敏性腸症候群が心配
  • 潰瘍性大腸炎が心配
  • クローン病が心配
  • 食欲不振、体重減少など

大腸カメラの目的は最も単純化すれば、「大腸がんによって命を失うことをなくす」ということです。大腸がんのある可能性が通常より高い方は糖尿病、肥満、便秘、大腸ポリープ、便潜血検査が陽性、炎症性腸疾患などの方です。実際に初回の大腸検査を行うきっかけで最も多いのは、検診や人間ドックなどの便潜血検査で引っかかった方です。便潜血検査で2回のうち1回でも陽性になった方は、必ず大腸内視鏡検査を受けるべきです。大腸がんが見つからなくても、痔核が見つかることで検査に引っかかった原因がはっきりしたり、がんの芽とでもいうべきポリープを発見、切除することができたりするからです。潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患が見つかることもあります。これらは慢性的に腸炎を繰り返す病気で、炎症を母地として大腸がんを発症することもあります。しかし、炎症を抑える治療をしっかりと継続していれば、大腸がんに至らないことも多くなります。

検査の流れ

検査前日

前日の夕食は21時までに済ませていただきます。その後、水分の摂取には制限はありません。就寝前に、検査当日の朝から効き始めるように、錠剤の下剤を内服していただきます。

検査当日の朝

検査当日は検査の6時間前から、多めの水に溶かした下剤を飲んでいただき、大腸を空っぽにします。下剤の内服はご自宅でも、早めに来院していただいて、院内で内服していただいても構いません。

来院・検査

検査の30分前には来院していただき、検査着に着替えていただきます。大腸カメラを入れる前に、鎮静剤を血管(静脈)から投与し、ウトウトした状態で検査を受けていただきます。カメラが大腸の終点(盲腸)まで到達するのに概ね5分、盲腸から直腸までカメラを引き抜きながら観察するのに概ね10分、途中でポリープを切除するとさらにプラスで時間がかかりますが、カメラが入っている時間は30分程度以内のことがほとんどです。
内視鏡検査は直接移動可能なストレッチャーの上でお受けいただけますので、鎮静剤を用いた検査終了後は立って移動していただくことなく、ストレッチャーのまま直接リカバリールームに移動していただき、そちらでお休みいただけます。
腸の粘膜に痛みを感じる神経はありませんので、ポリープの切除に伴う痛みはありません。
ポリープの切除には2つの方法があります。ごく小さいものは鉗子という小さなハサミ状の器具でつまんで、熱を加えて焼き切ります。切るだけでなく、つまんだ大腸粘膜を、病理の先生に顕微鏡の検査で見てもらうことができます(HOT biopsyと呼んでいます)。
やや大きいポリープは EMRと呼ばれる内視鏡手術によって切除します。カメラの先から針を出し、その針をポリープの周辺の大腸粘膜に刺し、そこから生理食塩水を注入し、ポリープを浮かび上がらせます。そこにスネアという金属の輪をかけて、熱を加えてポリープを焼き切ります。きりとったポリープは回収し、病理検査に提出します。

検査後の注意点

ポリープをとった方は、当日は特に消化の良いものを召し上がっていただき、入浴や飲酒は禁止です。内視鏡後1週間は出張や激しいスポーツは避けていただきます。2週間後の外来で、ポリープの病理結果をお伝えすることができます。

検査・手術費用

保険 1割負担 保険 3割負担
大腸内視鏡検査(観察のみ) 2,000円程 6,000円程
大腸内視鏡+生検+病理組織検査 3,000~5,000円程  9,000~15,000円程
大腸内視鏡+ポリープ切除+病理組織検査 7,000~10,000円程 20,000~30,000円程

※金額は概算です。事前検査分(血液検査等)は含まれておりません。
※大腸ポリープを切除すると「内視鏡手術」として生命保険の還付金がおりる場合があります。生命保険や医療保険に加入されている方は、保険会社にご確認ください。

clintal名医を本気で探している人のための検索サイト Dotors File vol.15246崎谷康佑院長さきたに内科・内視鏡クリニック(習志野市/津田沼) 当院のご案内 詳しくはこちら
津田沼 健康診断・人間ドックNAVI 監修 さきたに内科・内視鏡クリニック