高精度・無痛の胃カメラ(胃内視鏡検査)

苦痛を軽減した胃カメラ(胃内視鏡検査)

さきたに内科・内視鏡クリニックの苦しくない胃カメラ当院は、内視鏡学会専門医として実績と経験豊富な医師が世界でもトップレベルの胃カメラ(経鼻・経口)、大腸カメラをご提供しており、習志野市・船橋市はもちろん、千葉市・市川市・八千代市、浦安市など、千葉県全域からご来院いただいております。東京都や、海外からの患者様も増えております。医療従事者の方の受診が多いことも当院の特徴の一つです。
地域のクリニックで、大学病院と同等の内視鏡検査技術と検査機器を備えており、精度が高く、正確な診断と高い安全性を併せ持つ内視鏡検査をお受けいただけます。
当クリニックの「最初から最後まで苦しくない胃カメラ」を行うために重要なのは、以下の3点です。

  1. お一人ずつに合わせて経鼻内視鏡・経口内視鏡をカスタマイズ
    胃カメラには、鼻から細い内視鏡を入れる経鼻内視鏡と、口から内視鏡を入れる経口内視鏡があります。経鼻内視鏡検査では嘔吐反射が起きにくく、非常に楽に検査を受けていただけます。経口内視鏡検査では麻酔を用いて眠ったままでさらに精度の高い検査をお受けいただきます。
  2. 熟練した内視鏡技術
    当院では経験・実績の豊富な内視鏡専門医が検査を行い、繊細で丁寧な内視鏡操作で嘔吐反射を抑えます。また、胃カメラが入ってから抜けるまでの時間は5分以内に抑えており、短時間で非常に精度の高い検査で、正確な診断を行います。
  3. 麻酔・鎮静薬
    安全で軽い麻酔や鎮静薬を用いることで、無痛の内視鏡を行うことが可能です。眠っているうちに検査が終わったと感じる方がほとんどです。麻酔や鎮静薬は、受ける方の年齢や体格などを十分考慮して、患者様それぞれに必要最小限の量を使用し、安全に検査を行います。

当クリニックの無痛胃カメラ(胃内視鏡検査)が選ばれる理由

地域のクリニックで、大学病院と同等の内視鏡検査技術と検査機器を備えており、精度が高く、正確な診断と高い安全性を併せ持つ内視鏡検査をお受けいただけます。

1お一人ずつに合わせてカスタマイズしながら胃カメラを実施

当院では患者さまお一人ずつに合わせて、経鼻内視鏡検査と経口内視鏡検査、麻酔の有無や量などをカスタマイズして検査を行なっております。
経鼻内視鏡検査では最先端の極細スコープを使用します。以前は経鼻内視鏡検査は画質が劣ると言われていましたが、当クリニックでは最新鋭の内視鏡装置を導入し、従来の経口内視鏡検査とほぼ同等となりました。
元々鼻腔が狭い場合やさらに高画質の検査、口からの検査を希望される場合には、経口内視鏡検査をおすすめしています。口からの内視鏡についても、当クリニックでは非常に細い最新のスコープを採用しています。どちらの検査でも、鎮静剤を用いてウトウトしたまま検査が受けられるので、嘔吐感や痛みが軽減されます。特に、以前に経口内視鏡検査を受けた方が当院で経鼻内視鏡検査を受けると、楽に検査が受けられたことに驚かれます。

 

当クリニックの経鼻内視鏡検査の特徴
  • 熟練した技術で、舌の根元に触れずに嘔吐感なく検査が受けられます
  • スコープは極細で、高水準の技術を正確に伝えるため、不快感を抑えることができます
  • 経口検査より麻酔量が少ないため、お身体への負担が軽減されます
このような方に経鼻内視鏡検査をおすすめします
  • 口からの胃内視鏡検査で、苦しい思いをした経験がある方
  • 舌の奥に歯ブラシなどが触れると嘔吐反射が起こる方
  • 当日に運転の予定がある方
  • 院内に滞在する時間をできるだけ短くしたい方
  • 授乳中の方
当クリニックの経口内視鏡検査の特徴
  • 画像の解像度が高いので、微小な病変も見逃しなく発見や診断をすることができます
  • 画像を拡大する機能があるので、病変を細かく観察でき、正確な範囲診断を行えます
  • 鎮静剤を使用することで嘔吐反射を抑え、痛みや苦しさのない状態で高精度の検査ができます
  • 内視鏡中に治療ができます(胃潰瘍や十二指腸潰瘍からの出血に対して止血処置を行ったり、ポリープの切除をすることが可能です)
このような方に経口内視鏡検査をおすすめします
  • ウトウトしているうちに検査を終了したい方
  • とにかく口や鼻に管が入ってくることが怖くてパニックになってしまいそうな方
  • これまでにお受けになった口からの内視鏡検査、鼻からの内視鏡検査が辛かった方
  • 最高精度の内視鏡検査を楽にお受けになりたい方(NBI拡大内視鏡と併用)

2麻酔を使ってウトウトしたまま受けられる内視鏡検査

苦痛を最小限にした無痛内視鏡検査経鼻内視鏡検査では強い嘔吐感はありませんが、鼻をスコープが擦れる感触や胃に空気を入れて観察する際のお腹が張った感じ、圧迫感は多少あります。当クリニックではこの違和感を感じないよう、安全で軽い麻酔・鎮静剤を使用した痛みのない内視鏡検査を行っています。経鼻でも経口内視鏡検査でも、麻酔や鎮静剤を使用してウトウトしたまま楽に受けられます。麻酔を使用する際には、患者様それぞれに合わせた必要最小限の量を用い、熟練した医師が常に血中酸素飽和度と脈拍のモニタリングをし、全身管理をしっかり行っております。

3最新鋭の内視鏡機器

最新鋭の内視鏡検査当院で導入している内視鏡機器は、内視鏡の分野で世界をリードし続けているオリンパス社の内視鏡システム(EVIS LUCERA ELITE)です。大学病院レベルの最新機器であり、高度な観察を短時間で行うことが可能になっており、患者様へのご負担も大幅に軽減しています。主な特徴として以下のような点が挙げられます。
負担の少ない極細スコープ

負担の少ない極細スコープスコープの先端部外径は、わずか5.4mmです。極細径ですが、超小型CCDを採用したことで高画質化を実現しており、特に近接観察時の高精細な観察に優れています。操作性も向上しており、先端部のやわらかさと全体のしなやかさを実現したことで、手元の微妙な動きを正確に先端に伝えることができ、検査時間の短縮と、より安全な検査を可能にしています。

特殊な光で微細な変化をとらえるNBIシステム

がんには血管が集まりやすいという特徴がありますが、これに強く反応する青と緑の特殊な光を照らすことで、通常光では見逃しやすい微妙な変化を発見できるようにしたシステムで、高精度のリアルタイム診断を行うことができ、微小がん病巣の早期発見も可能となりました。当クリニックの内視鏡にはNBIシステムが備わっており、すべての方に短時間で高精度の最先端の検査を提供いたします。

4内視鏡の徹底的な洗浄と消毒

内視鏡の徹底的な洗浄と消毒安全に、安心して検査を受けていただくため、内視鏡検査を行うたびに、検査機器の洗浄・消毒を徹底しています。
内視鏡用洗浄消毒器は世界的に評価の高いカイゲンファーマ社の最新モデル、クリーントップKD-1を用い、感染防止に努めています。使用する水も安全性に優れ、環境に優しい強酸性電解水を用いており、細菌(大腸菌O-157やピロリ菌など)、ウイルス(肝炎など)の内視鏡を介した感染を防いでいます。アルカリ洗剤での全浸漬洗浄機能やアルコールフラッシュ機能も搭載しています。

5胃カメラ検査時にピロリ菌感染の検査・除菌治療まで終了

当クリニックでは、胃カメラ検査中に、「迅速ウレアーゼテスト」でピロリ菌感染の有無を判定することができます。
胃カメラの日にピロリ菌の有無がわかり、必要な場合には同日にピロリ菌の除菌薬の処方まで完了します。お忙しい方には特にお勧めの検査方法です。
胃がんの原因となるピロリ菌を退治することによって、胃がんのリスクを下げることができます。

6丁寧な説明とフォローアップ

楽に受けられてご満足につながる内視鏡検査不快感や苦痛がなく、短時間で精度の高い検査を行うことで、定期的な内視鏡検査を習慣とし、将来の健康につなげていただきたいと考えています。
内視鏡検査は医師の技量や使用する機器によって患者様のお身体に対する負担の大きさが大きく変わります。検査の際には、患者様のお気持ちに寄り添い、より楽に検査を受けて頂けるように、細部にまで配慮を欠かしません。

検査の流れ

検査前日
  • 胃カメラ前日は21時までに夕食を済ませてください。夕食の後は、検査まで食事はできませんが、水、お茶などの水分の摂取は構いません。
  • 前日の夜まで内服薬は通常通りお飲みください。血液をサラサラにするお薬も、通常通り内服していただくことが多いです。
検査当日の朝
  • 胃カメラ当日の朝は、食事が取れませんので、糖尿病のお薬を使われている方は、低血糖を防ぐために、特別な指示がない限り、インスリンも内服薬も使わないようにして下さい。心臓・血圧関係以外のお薬は、一般には休薬して頂きます。検査の日には緊張して血圧が高めになる方もいらっしゃるので、血圧のお薬は起床時に内服してください。
  • 水分は検査の直前まで摂取できます。
ご来院

ご来院

  • 予約時間の15分から30分前に来院していただき、検査の準備をします。
  • 食事を取っていないことや、胃腸の症状などについての確認の後、胃の泡を消すお薬を内服していただきます。

 

検査の実施

検査

  • 喉の局所麻酔を行います。どろっとした麻酔薬(キシロカイン)を喉にしばらくためていただきます。鼻からの胃カメラの方は、鼻にスプレーの麻酔をいたします。
  • ウトウトして検査を受けることを希望される方には、検査開始の直前に、鎮静薬を血管から投与(静脈麻酔)します。(在院時間を最小限にしたい方やお車で来院される方には、鎮静剤を使用せず経鼻内視鏡検査を行うことも可能です。
  • 仕上げの喉の麻酔スプレーを行い、カメラを入れます。カメラが入って出てくるまで、通常は概ね5分程度です。
  • 麻酔・鎮静剤を使用した場合、内視鏡検査終了後は立って移動していただくことなく、ストレッチャーのまま直接リカバリールームに移動していただき、30分〜60分ほどお休みいただきます。
  • 検査の結果は、当日検査後にお話しします。
  • 胃の組織の病理検査をした場合は、検査後2週間以内で報告書が届きますので、その頃に外来で結果をお話します。

※検査当日の注意:胃がんかどうか判定したり、胃の炎症やピロリ菌感染のあるなしを評価したり、胃のポリープの性質を確認する、などの目的で、胃の粘膜の一部を採取(生検)することがあります。生検後の出血を予防するため、当日は飲酒や入浴、激しい運動は避けていただきます。

検査後の結果ご説明

検査後検査の結果、今後気をつけなくてはいけないこと、治療の必要性、次にいつ胃カメラを受けるのがお勧めか、などなどについて、ご納得いただけるよう、わかりやすい説明をいたします。
どんな質問も歓迎ですので、ご納得いただけるまで、お気軽にお聞きになって下さい。

 

費用

保険 1割負担 保険 3割負担
胃内視鏡検査(観察のみ) 2,000円前後 6,000円前後
胃内視鏡検査、生検、病理組織検査 3,000~4,000円前後 9,000~12,000円前後

※金額は概算です。事前検査分(血液検査等)は含まれておりません。

胃カメラ(胃内視鏡検査)とは

胃内視鏡検査は、先端に高性能カメラがついた細い柔軟なチューブを口や鼻から挿入し、食道から胃・十二指腸を観察する検査です。
胃痛・胃もたれ・胸焼けなどの症状の原因となる胃炎、逆流性食道炎、胃潰瘍や、わが国を含むアジアで多いがんである胃がんや食道がんの正確な診断が可能です。
また、萎縮性胃炎の有無によって発がんのリスクを判定することもできます。

「胃がんでなくなる方をゼロにする」内視鏡診療の理念

内視鏡検査は胃がんの早期発見に最も有効な検査です日本では、がんの部位別死亡数で胃がんが男女ともに上位ですが、早期の胃がんであれば、お仕事や生活に支障なく完治させることが可能です。
早期の胃がんは自覚症状がほとんどありませんが、内視鏡検査で発見することが可能です。
当クリニックの院長は国内外において内視鏡検査の実績と経験を積み、胃がんの早期発見の重要性を感じてきました。地域で定期的な苦しくない内視鏡検査を普及させることで、胃がんの早期発見・早期治療を行い、「地域で胃がんで亡くなる方をゼロにする」ことを目指しています。

40歳から胃内視鏡検査を受けることをお勧めします

胃がんリスクが上昇しはじめる40歳を超えたら、自覚症状がなくても定期的に内視鏡検査を受けて頂くことをおすすめします。
なお、喫煙や習慣的なアルコール摂取をされている方、ご家族に胃潰瘍・胃がん・ヘリコバクター・ピロリ菌感染などがある方、胃に何かしらの不調がある方などは、40歳を待たずに検査を受けるようお伝えしています。

このような方は胃カメラを受けましょう

次のような方は、胃カメラ(胃内視鏡検査)を受けることをおすすめします。

  • ピロリ菌の検査で陽性だった方(ABC検診でB群、C群、D群だった)
  • 検診・人間ドックなどの胃のバリウム検査で要精密検査だった方
  • 胃痛、胸やけ、酸逆流、げっぷ、胃もたれ、消化不良、つかえ感の症状がある方
  • 逆流性食道炎が心配な方
  • アニサキスが心配(サバやイカ、サーモンなどを食べた後の腹痛)な方
  • 黒い便がでた方
  • 嘔気、食欲不振、体重減少などの症状がある方
  • 胃がんの血縁者がいる方
  • 40歳以上だが胃内視鏡検査を受けたことがない方

当クリニックで実際に初めての胃カメラを受けていただくのは、ピロリ菌の検査が陽性になった方(ABC検診で引っかかった方)、バリウム検査で引っかかった方、胃や食道の症状が心配な方、が多いです。胃カメラは一生に一度受けておしまい、ということは少なく、その後定期的に受けていただくことが必要です。初めて受けた胃カメラ検査で「楽な胃カメラだった。これなら次回も受けられる」と思っていただくことが重要と考えています。苦しくない胃カメラを受けていただくため、テクニックや麻酔法に気を配っております。

どんな方が胃・食道・十二指腸の病気になりやすいか、以下に挙げますのでご参考にしてください。

胃の病気ができやすい方

ピロリ菌、という菌の名前をお聞きになったことがある方も多いと思います。ピロリ菌は胃に住んでいるばい菌で、胃炎や胃潰瘍、胃がんを引き起こします。ピロリ菌の除菌によって、胃がんの発癌が抑制されますが、除菌治療後の胃がんの発症をゼロまで下げることはできませんので、除菌治療の成功後も、定期的に胃カメラの検査を受けることが重要です。定期的に胃カメラを行っていれば、胃がんが発見されたとしても、早期発見・早期治療ができることがほとんどです。

食道の病気ができやすい方

食道の病気で最も命に関わるものは、食道がんです。典型的な食道がんは、食道の扁平上皮という細胞が癌化する、扁平上皮癌というタイプです。食道扁平上皮癌になりやすい方は、女性よりも男性、喫煙者、飲酒者、特にお酒を飲むと赤くなる方とされています。最近では、ピロリ菌の感染率が下がり、萎縮性胃炎という胃酸の分泌が減るタイプの胃炎のない方が多くなっています。そのため、胃が元気なため逆に胃酸過多になり、胃の上の食道まで胃酸が上がってきて、逆流性食道炎という病気を発症する方が多いです。胸焼けや酸逆流症状、喉の違和感など、多彩な症状を引き起こします。胃酸を抑えるタイプの胃薬がよく効きますので、心配な症状がある方は、胃カメラで診断を行うことをお勧めします。また、バレット食道という、胃の粘膜が一部食道にせり出している方も増えているようです。欧米ではバレット食道が食道腺癌の母地になるとして、注目されています。日本でも今後、食道の炎症性発癌(逆流性食道炎⇒バレット食道⇒食道腺癌)が増えてくるかもしれません。

十二指腸の病気ができやすい方

胃の奥には十二指腸、小腸がつながっています。小腸には大腸が続きます。胃や大腸に挟まれた十二指腸、小腸は比較的がんなどの病気がおきにくい部位です。しかし、ピロリ菌の感染者で特に若い方には十二指腸潰瘍を生じることがありますし、十二指腸乳頭腺腫や十二指腸のリンパ腫などの病気も、時に遭遇します。胃カメラでは一番奥の部位になりますが、慎重に十二指腸も観察します。

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